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べガス紀行[7]アンテロープキャニオンへ(1)

2009年11月19日 午前4時半

アンテロープキャニオンの日照時間を考えて、
予定より少し早めにホテルを出発。

車で約7時間。ユタ州ページの街を目指します。

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地図でルートを紹介すると、
真ん中の「バーミリオン・クリフ・ナショナル・モニュメント」が
俗に言うグランドキャニオン。
ちなみにラスベガスは地図の左端っこ、フレドニアの下の方にある感じです。

グランドキャニオンをぐるっと一周、
行きは89号線をカナブ経由の上のルートで、
帰りはホース・シューペンド、バウンズ・ロックに寄り道しながら、
フレドニア経由で下のルートを走りました。

それにしても片道7~8時間。ほんとでっかいね!グランドキャニオン!

出発して2時間ぐらいで夜が開け始め、
小さなガソリンスタンドで給油と休憩。
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東京じゃ行列のできるドーナツも、なんとなくフツーに見かける。
コーヒーとドーナツ1個で2ドルちょい。
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日の出に赤く染まって行く大地を見ながら、ちょっと一服。
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ちなみにコレは灰皿。
上の穴から吸い殻を入れて、下の器に落ちる仕組み。
風の強い荒野ならではの工夫ですね。
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太陽が顔を出したところで、いざ出発!
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果てしなく続く1本路をひた走ります。
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車の窓から見えるのは、
この土地ならではの面白い形の山々、そして地層。
コロラド川の水と風が作ったアート。
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砂漠ならではの低い植物群を「ブッシュ」と言う。
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その広大な大地とブッシュを利用した放牧。
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ある日ガイドさんの知り合いが、
家の周りのブッシュを全て引っこ抜いてしまったらしいけど、
その場所だけに竜巻が起こり被害に遭ったと話してました。

大地と木と生き物と…ギリギリのバランスで共存している自然の世界。
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小さな街を通り過ぎる時、必ず山の尾根にアルファベットが。
街の自警団が作っている“表札”らしい。
この場所はフリーモントシティだから“F”
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気が付けば、後ろをコンボイが近づいて来た。
スピルバーグ作品の“激突!”を思い出すね。
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レイク・パウエルが見えて来て…
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コロラド川の始まりにある
グレンキャニオンダム・ビジターセンターへ到着しました。
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今居る場所は…
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ここらへん。

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一見穏やかにも見えるコロラド川は、流れが激しく、水量も大きい。
雨が降れば、鉄砲水が起こる事も多々あるそうで、
その水流を調節する為に作られたのが、グレンキャニオンダム。
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そして、コロラド川の渓流と砂漠の風と、今だ隆起を繰り返す砂の大地が、
この周辺独特の風景を作り出しているわけですね。

そんな自然の中に突如現れる巨大な煙突。
ナバホ自治区にある火力発電所。
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ここで、この周辺の電力を供給しているわけだけど、
ナバホ地区に無数に立っている高圧電流の鉄塔群を見ていると、
昔読んだとある本を思い出す。
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アメリカでは、
貧困階級やネイティブアメリカンの地区ほど癌や白血病の発症率が高くなる。
大人や老人だけでなく、子供の発症率も群を抜いてる。

原因のひとつは街を横切る高圧電流の電線。
そんな場所にしか住まざるを得ない人達が居る。
そんな場所だと知っていて、特定の人を住ませている国がある。

※戦争中毒―アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由/参照
http://www.mm-labo.com/ambookreview/asin/4772602992.html

欲望渦巻く煌やかなラスベガスからやって来た観光客の私達。
どんな世界にも光があって、その裏側には闇もある。
人生や旅の楽しみ方は人それぞれだと思うけど…

何を見て、何を感じるか。
色々な視点から自国や世界を見る事が、次の時代を作る礎になるんじゃないかな。と。

なんだか難しい話になっちゃったけど、そんな事も書いてみたり。






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